強力にターンオーバーを促し、シミ・シワを目立たなくする効果があるレチンAクリーム。手に入れたけどどうやって使うんだろう?
・レチンAクリームの使い方を知りたい
・使い方に注意する点はあるのかな?
・どのくらいで効果があるんだろう?
レチンAクリーム利用歴3年の私が、実体験を元に、このあたりの疑問にお答えしていきます。
本記事の内容
レチンAクリームの使い方ポイント5つまとめました
1.基本的な使用方法
タイのブレズ薬局で購入した際にもらった手順書から参考にしています。
①夜の洗顔後、化粧水をぬる
②化粧水のうえからレチンAクリームをぬる
③保湿する
④翌朝、洗顔し薬の成分を流す
⑤UV対策をする(化粧はいつも通りします)
現在も基本はこの使用方法で使っています。
※タイの薬事法改正により、現在タイでも一般に購入できなくなっています。通販でもジェネリックなどで置き換えられており、上記のレチンAクリームは手に入らなくなっています 2021/9現在※
2.ぬるタイミングは夜のみ
理由:夜のみで充分だから。
少量でもしっかり反応がでます。
日本では一般に許可されていないツヨイお薬です。
塗りすぎると肌が荒れたりと逆効果になることもある為、夜のみで充分です。
3.アルコールフリー&油分がない化粧水を使う
理由:しみることがあるため
治療箇所は肌が敏感になるため、化粧水でもヒリヒリとしみることがあります。
多くのサイトでアルコールフリーの化粧水を使うことが推奨されています。
ブレズ薬局の手順書では油分を含まないものと書かれていました。
油分の理由は調べてみましたがはっきりしませんでした。
アルコールフリーの化粧水はドラッグストアでもたくさんありますので、お好きなもので問題ありません。
iHerb利用者の方でしたら例としては
人気のHeritageStoreのローズウォター(1000円程)がアルコールフリーです。
もちろん他のものでもOKです。
4.保湿をしっかりする
理由:使用中は肌にあかみ、乾燥、皮剥けが必ず起り肌がセンシティブになる。
レチンA(トレチノイン)はターンオーバーの反応として
”あかみ、痒み、乾燥、皮剥け、場合によっては痛み”を発生させます。
肌が敏感になるため、保湿はいつも以上に重点的に行い保護します。
いつも利用している保湿クリーム、オイル、ヒルドイドなど、あなたにあうものでOKです。
私は普段から利用しているアルガンオイル、ヒルドイドを使います。
5.部分的に小さく始める
理由:人によって反応(あかみ、痒み、痛み)の表れかたがちがう
肌の状態やもともとの肌質によって反応(あかみ、痒み、痛み)がつよくですぎる場合があります。逆にほとんどでない方もいます。
水での洗顔さえもツラクなるほど、痛みやあかみが出る方もいるので、あなたの肌がどう反応するかを見るためにも、まずは気になる部分一か所からなど、部分的に始めるのが安心です。
番外編3つ!
1:塗るときは綿棒などを使う
肌がよわい方は塗ったその指もターンオーバーします。直ぐに洗うと反応しませんが心配な方・初めて利用する方は綿棒などを使うことをおすすめします。
2:保管は冷蔵庫で
ですが近頃は常温で保管しています。効果が落ちている感じはしないのでそのまま利用しています。ブレズ薬局の手順書でも、どのサイトでも冷蔵保管と書いてあるので気になるかたは冷蔵保管してください。
3:使用期間は1.2ヶ月。
とはいえ冷蔵保管している時はもっと長く使います。少量しか減らない為、1
.2ヶ月ですとかなりの量があまります。半年経過したモノもやはり効果は変わらなかったので、個人的には半年から1年をめどにつかっています。
番外編は個人的にはゆるゆるな部分。
気になるかたはしっかり用法を守ってご利用ください。
使用時の注意点3つ
1.UV対策は必須
理由:治療箇所は肌のバリアが弱くなる為
ターンオーバーを強力に促していることにより、肌のバリアが弱くなっています。治療箇所は特に日焼けのダメージを受けやすくなっているので、治療中、完了後もしばらくはUV対策をしっかりおこなってください。
2.皮膚がうすい部分には控えめに
理由:反応がでやすく、痛みがともなうことがある
皮膚がうすい目のまわり、口まわり、小鼻のまわりなど、コジワが気になる部分は皮膚がうすいことが多いです。ターンオーバーの反応も他の部分より顕著に出やすい部分です。
人によって反応は違いますが、初めて使う方は連日使わないのはもちろん、他の部分より日にちをあける、薄く塗るなど特に慎重に使うことをおすすめします。
3.連日使わない。同じ場所の治療は数ヶ月あける。
理由:やりすぎると逆効果になる場合がある。
肌質などで反応がちがう為、あなたの肌がどう反応するのか?を見極める必要があります。やり過ぎてしまうとターンオーバーしすぎたり、乾燥が促進されてしまい肌ががさがさになってしまうこともあるそうです。
異常がみられた場合は直ぐに使用を中止してお医者さまにご相談ください。
肌の反応を見ながら、かゆい、痛いなど反応が出たら2.3日(場合によってはそれ以上)あけ、落ち着いたらまた塗るを繰り返し、最長でも同じ場所への使用は1ヶ月で一旦やめるくらいがちょうど良いです。
肌の反応によっては一週間に1回ほど、または気になる時に塗る。くらいのペースでも問題なしです。
正直この辺りの使い方は体験談・他のサイトでも色々ですが、初めて使う方がより安全に使うには
・連日ぬらない
・むりはしないこと
これがとても大切です。
薬をとめても皮剥けがしばらく続きます。皮剥けが落ち着いて1.2ヶ月経ってから同じ場所の治療を繰り返します。あけずに治療しても問題ない方もいると思いますが、私はこの方法で大きなトラブルなく続けられています。
効果を実感するまで最短14日の理由
最初の数日は効果がなくても問題ありません。
理由:効果が見えるのは最短でも治療開始から約14日経過したあたりから。
通常約30日ほどかかる肌の入れ替えを、レチンAを使って14日ほどで入れ替えるからです。
私も最初の数日間は薬の反応=赤かみや皮剥けばかりでシミがうすくなっている感じがせず心配でした。
シミや小ジワがうすくなっているいかも、、、感じ始めたのは14日を経過してからです。
さらに実際の使い方・効果を詳しく確認したい方はこちらをどーぞ。
とはいえ”14日経っても効果がない人もいるのでは?”と思うかもしれません。
もちろん、効果や肌の反応は人それぞれの薬です。
反応がきつくて効果を感じるまで薬を続けられなかった人、続けられたけどあまり効果を感じない方もいるかもしれません。
ですがレチンAを塗ったことにより肌がターンオーバーしているのは間違いありません。
科学的にも効果を実証されたお薬なのです。詳しくはこちらをご覧ください。
最初ははっきりと反応がなくても14日は待ってみましょう。
1ヶ月継続しても効果を感じられない場合は、数ヶ月おきに長く続けると効果を実感できるようになるはずです。
今回は
レチンAの使い方について私の実体験を元にご紹介させていただきました。
魔法のお薬ではないので、使うと突然真っ白に”消える”ものではありません。効果は非常にゆっくりあらわれます。更に個人輸入になる為、”自己責任”で利用する少しむずかしいお薬であることは間違いありません。
個人的には効果を感じているので利用していますが、”肌の反応が人それぞれ”という点と、”大体の人はきつめに反応が出る”ということを考えると積極的にはお勧めしにくい気持ちもあります。
挑戦する方はぜひ、あせらず、コツコツと続けていくこと、異常がみられた場合はお医者さまに相談することをお忘れなく安全にご利用ください。